フルメタル・ジャケットという戦争映画のDVDを見ました。
時はベトナム戦争真っ只中。
主人公はジョーカーという頭の良い比較的真面目な青年。
海兵隊訓練所の教官に気に入られ、優等生のジョーカーは劣等生のレナードの面倒を見ます。
しかし、あまりのレナードのダメっぷりにいつしか訓練仲間がレナードをイジメるようになります。
深夜、寝ているレナードを皆で殴るというイジメに、ためらいながらもジョーカーは加わります。
レナードは段々と正気を失い、訓練所を卒業するころに、
トイレで教官を銃で殺し、直後に自殺します。
目の当たりにしたジョーカーは呆然として序盤は終了・・・。
ってか、登場人物が使う言葉のほとんどが放送禁止用語で、そっちの方がドキドキしました。
普通のテレビだったら「ピー」となるような言葉も、何事も無かったかのように字幕に表示されます。
その後ジョーカーは軍付きの広報として、戦地に赴きます、
訓練校で一緒だったカウボーイの隊に加わり、取材をするジョーカー。
しかし、戦況は悪化、同じ隊の仲間が次々にベトナムの狙撃兵に撃たれていきます。
仲間二人が撃たれ、遠くに横たわっている。生きてはいるが動けない。
狙撃兵はどこから狙っているかわからないから、うかつに助けに行けない。
・・・こんな時、あなたならどうしますか??
隊長であるカウボーイは犠牲者を増やさない為にも二人を置いて退散しようと言います。
しかし、血の気の多いアニマルという兵は一人で助けに行きます。
それを後ろから援護する仲間。
この映画で唯一、人間らしさを感じられる場面です。
私はこのシーンが一番好きだな。
結局カウボーイ隊長は撃たれ、死にます。
そして残された仲間で狙撃兵のいるビルに乗り込みます。
狙撃兵は少女でした。
隊の一人に撃たれ、倒れますが、まだ息がある。
苦しい表情で「撃って」という少女に、ジョーカーは銃を向け、銃声。
話自体はやっぱり後味の悪いものですね。
・・・ってか戦争に美しさとか面白さ、カッコ良さがあったら嘘だと思います。
プラトーンもそうだけど戦争映画って、比較的淡々と死とか人間の残酷さとかが描かれていて、しかもそれに意味は無く、正直感動とかは無いと思う。
(パールハーバーみたいな恋愛要素のある映画はまた別ですが)
それでも観てしまうのは、戦争という現実離れした、でも、そう遠くない現実をどんなものか感じようとしているからなんじゃないかなーと思います。
それにしてもこの映画、1987年に作られたそうです。
私はまだ幼児だわ。
そんな昔に作られたのに、見せ方とか、音楽の入れ方とか、全然見劣りしません。
特にカメラを持って戦場に座り込んでる兵を撮っている取材班のシーンは、独特で良かったな。
お腹すいたので今日はここまで!ばいきゅー!
最近のコメント